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第3回『みんなで考える「どう守る私たちの世界遺産」』
(平成21年)報告11頁

会場風景1 会場風景2
コーディネーター宮田、伊達、赤川各氏 意見交換
コメンテーター:手前より宮田、伊達、赤川 3氏 赤川コメンテーターも交えて議論、Aテーブル
6つのテーブルでの議論 会場入り口
6テーブルそれぞれで異なるテーマが論じられた 会場入り口
 

ワークショップ参加市民の感想

佐滝 剛弘
今回、初めて、鎌倉の世界遺産を目指す市民グループのワークショップに参加させていただきました。 市内をいくつかの地域に分けて、課題を洗い出す作業は、つきつめると、なぜ、鎌倉は世界遺産を目指すのかという原点へとブーメランのように戻ってきます。
世界遺産の本来の精神は、人類の至宝の「保護」にありますが、世界遺産によって、「保護」が確実になるのか、それとも、ただでさえオンシーズンには車の渋滞や人の混雑で市民生活に影響が出ている現況に拍車をかけて、自然と調和した鎌倉の良さを奪うことにつながるのか、そのあたりが見通せない中での議論になっている、そんな印象を持ちました。
遺産候補の構成資産を見ると、すでに観光地として知名度が高いところもあれば、市民でさえその遺跡をほとんど知らないというところもあります。 「保護」とは別の観点で、鎌倉の歴史を重層的に把握する視点を再確認するという意味では、世界遺産にふさわしいものは何かを考えることは、地域文化の再発見につながるでしょう。 鎌倉の魅力は何か、それを支える歴史的、学術的、景観的価値はどこにあり、どうそれを継承していくのか、そうした視点に立って、多くの市民が議論する必要性をあらためて感じることができた有意義な時間でした。


宮部 誠二郎
第1回目よりワークショップに参加させて頂き、今回で3回目となりました。毎回、楽しく参加しております。 3回を通し共通して感じたことは、参加者の鎌倉に対する想いの強さです。初対面の方や立場の違う方が同じ机を囲み、開始時はお互いぎこちなさを感じつつも、気がつけば時間を忘れてお互いが真剣に考え話し合っています。これも鎌倉が何か人を惹き付ける魅力があるからなのだと思います。
わたくしは、chameleon(カメレオン)という学生団体で、鎌倉の情報誌を制作しております。その活動を通し、鎌倉で活動されている様々な方とお会いし、内外問わず大変積極的に活動されている人たちが、沢山おられることを知りました。
そしてどの活動も、とても魅力的なものばかりです。そんな人たちが手をとり合えば、鎌倉の世界遺産登録も難しくないように思えるほどです。 そのきっかけともなる当ワークショップも、これから会を重ねていく上で、さらに様々な方々、特に今回は参加者が少なかった若者たちに周知して招きいれ、共に考えつつ手をとり合っていくことがとても重要だと思います。

*編集注:ジャーナリストの佐滝さんは、各地の世界遺産運動に詳しいお方です。 大学生の宮部さんは第1回WS以来フリーペーパー発行で鎌倉の世界遺産登録を応援しています。
 

あ と が き

このW.S.ではこれまで2回とも、欲ばりな課題設定をしてきましたが、参加者の衆智はそれを乗越え見事な成果をあげてきました。しかし今回のテーマ設定は、ちょっと漠然としすぎていたかもしれません。
 これに応えるにはかなり巾の広い議論が必要だったので、さすがに時間が不足したようでした。W.S.開催の意味が増えたとも言えます。
 それにしてもこれだけ大勢の多世代、多地域の人たちがこれだけ熱心に時間も忘れ、みんなが水平の視線で語り合うワークショップ、これは結論をどうしようということよりも、このこと自体に大きな意義があると思いました。
これはまちづくり運動そのものです。今後もさらに参加者の世代と地域を広げて行きたいものです。(D・F)
 グループごとに特色があり、とても活気に満ちたワークショップでした。次回の展開が楽しみです。(K) 
編集もDさんにお世話いただいて大助かりでした。(F)
今回は昼のワークショップ、夜のワインショップ、その後数日は報告書編集と、3度美味しいW.S.でした。(D)
執筆者の方々には原稿を急がせましたが、おかげで、このように立派に報告書ができあがりました。
みなさまありがとうございました。
(編集一同)

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