平成19年度事業概要報告　　　　　　　　　　　　　　鎌倉世界遺産登録推進協議会

１．活動方針等
平成19年５月24日に開催された総会において、平成19年度の鎌倉世界遺産登録推進協議会（以下「本推進協議会」という。）活動方針等を次のとおり定めました。
(1)　事業目的 鎌倉の歴史的遺産のユネスコ世界文化遺産への登録・推薦について、市民をはじめ多くの人々の理解を深め、意識の高揚を図るとともに、これらの取組みの推進に資することを目的とします。
(2)　活動方針 事業目的を達成するため、平成19年度の本推進協議会の活動方針について、次のとおりとします。

ア　本推進協議会の活動は、市民、市民団体、社寺、事業者、教育機関及び行政等が一体となって協働して進めることを基本とします。
イ　「武家の古都・鎌倉」というコンセプトをはじめ、鎌倉の世界文化遺産への登録・推薦に向けた内容を広く周知する取組みを活動の中心とします。
ウ　当面は、引き続き、本会の目的を達成するための事業の実施に関して検討を行う「登録推進事業部会」と会報の企画・編集及び発行を行う「広報部会」の2部会により事業の推進を図るとともに、 必要に応じて、事業ごとに「実行委員会」を設置し、取組を進めます。
エ　本推進協議会の活動を幅広く展開していくため、事業目的や活動方針の趣旨に沿った本推進協議会の参加団体等が実施する事業について、できる限り共催事業としての取組みを進めるとともに、 参加団体等が実施するイベント等を積極的に活用した広報等の取組みを進めます。
オ　本推進協議会の活動の発展に資するため、各イベントへの参加料や広告協賛金を得ていくなど、積極的に活動資金の調達に向けた取組みを進めます。
将来的な「基金」の設置に向けた検討も合わせて進めます。

２．事業の状況
(1)　イベント（市民参加型）事業《７事業》
鎌倉の歴史的遺産の世界文化遺産への登録に向けた取組みについて、理解を深めるとともに意識の高揚を図っていくため、幅広い市民各層を対象に、直接市民が参加・体験できる各種イベント事業を実施しました。
ア　主催事業　４事業
イ　共催事業　３事業
(2) 広報活動事業《６事業》
　　　鎌倉の歴史的遺産の世界文化遺産への登録に向けた取組みについて、理解を深め、意識の高揚を図っていくとともに、本推進協議会の活動等を幅広く周知していくため、広報活動事業を実施しました。
(3) その他事業《４事業》
　　　その他、本推進協議会の目的を達成するための事業を実施しました。

３．事業の実施体系図